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EVOLE × Kensaku Matsunaga
2025.10.28
スタイル
— スタイルは無限、挑戦は止まらない —

バスケットボールは、ただ点を取るためのスポーツではない。
そこには一人ひとりが持つ「らしさ」が詰まっている。プレーの選択、コートに立つ姿勢、身につけるウェア。そのすべてが選手の個性を映し出す。だからこそ、バスケットボールは自由だ。
シュート一つにも性格が出る。正確さを求めて黙々と反復する者もいれば、観る者を沸かせるダンクに心を燃やす者もいる。ゴールに向かうまでの道筋は無限であり、そのどれもが“正解”になり得る。
自分の答えを、自分でつくっていける。
それがこのスポーツの魅力だ。

そしてもう一つ、バスケットボールは挑戦の連続でできている。
届かないと思っていたリングに手が届く。
抜けない相手をついに一歩でかわす。
苦手だった左手ドリブルが、ある日突然武器になる。
昨日までの自分にできなかったことが、今日できるかもしれない。
その積み重ねが自信になり、さらに高い壁を越えるための原動力になる。
挑戦には失敗がつきまとう。
シュートを外し続けた日、試合でミスをして悔しさに涙した夜。
それでもボールを置かず、もう一度リングを見上げる――その瞬間に、成長は始まっている。

バスケットボールは、誰に対しても門を閉ざさない。
背が高くても低くてもいい。
足が速くても遅くてもいい。
見た目が派手でも地味でもいい。
「自分は自分でいい」。
コートに立てば、その答えが自然と出る。
ゴールを決めたとき仲間と交わす手。
チャレンジに声をかけ合う時間。
勝利の喜びも、敗北の悔しさも、すべてを分かち合うから強くなれる。
この競技は、一人の挑戦をチームの財産に変えていく。

スタイルは、縛らなくていい。
服装も、考え方も、目指す場所も、誰かが決める必要はない。
あなた自身が選び、形にしていくものだ。
派手なプレーを追い求めてもいい。
ディフェンスにすべてを賭けてもいい。
チームを支える陰の存在に徹してもいい。
どのスタイルであっても、それはバスケットボールの一部になる。
だからこそ、もっと自由に。
もっと自分を表現していい。
挑戦する者の姿は、誰よりも美しい。
コートに立つあなたが今日選ぶ一歩は、未来の自分を確実に変えていく。
さぁ、自分だけのプレーでコートを染めよう。
挑戦を、止めるな。
